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「成婚白書2021」から読み解く成婚への近道(男性編)
こんにちは。
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所HAPPY CREATE mie-fu(みえふぅ)の麻生(あさお)です。
IBJで婚活をして見事成婚した人たちがどのような人で、どのような婚活をしてきたのかをまとめたビッグデータの最新版「成婚白書2021」が発表されました。
IBJでは2021年中で9987名が成婚していますが、その人たちの軌跡を辿っていけば成婚への道が浮かび上がってきます。
では、 データのどこに注目すれば良いのかを一緒に見ていきましょう!
今回は男性編です。
女性にとっても参考になる内容なので、お読みいただいても良いと思います。
目次
年齢別の成婚者像(男性編)
様々なデータが紹介されていますが、最も参考にすべきは「年齢別の成婚者像」です。
どのような男性が、どのように婚活をして成婚しているのかを年代別、項目別でわかりやすくまとめたのが下記の表です。
この表を読み解けば、どう行動すれば成婚できるかが細かくプランニングできます。
ここに書かれている内容を読み取り、自分の婚活に取り入れられれば、確実に成婚が近づきます。
表は全ての成婚者の平均である 平均値、 全ての成婚者の真ん中に当たる中央値、成婚者の中で最も多い傾向を示す最頻値に分かれています。
注目すべきポイントとして、まずは在籍期間。
平均値と最頻値の間には大きな開きがあることに気付くと思います。ここに大きなヒントが隠れています。
在籍期間の平均値で25歳~29歳157・2日、30歳~34歳347・2日、35歳~39歳438.9日、40歳~44歳533・2日と年齢が上がるにつれて活動が長期化しているのが特徴です。
一方、最頻値は25~29歳181日、30~34歳212日、35歳~39歳153日、40歳~44歳が214日と平均よりも活動期間が全く別の様相を呈しています。
これは何を物語っているのかというと、しっかりと準備し、良いプロフィールをつくりあげて、スタートダッシュを切れば活動期間を短くできるということです。
しっかりとした準備とは、服装(スーツ)や髪型などの身だしなみ(できればダイエットも)を整え、腕の良いスタジオでプロフィール写真を用意し、自分の魅力をしっかりと表現しているプロフィール文を作成することです。
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スタートダッシュの切り方は他項目も交えながら解説をしていきます。
平均値は、短期勝負で結果が出なかった場合もコツコツと活動を続けていけば結果に繋がることを物語っています。
諦めなければ道は拓けます。
お見合いの申込・申受数
次は成婚するまでに何回お見合いの申込をしたかと逆に申し受けたの数です。
この2つの項目は基本的に、先ほどの活動期間が延びるにしたがって回数が増えていくイメージだと思って頂ければ良いと思います。
申し込みの最頻値がゼロになっているのは、自分から申し込みをしていない、即ち女性からの申込を受けているということになります。
こういったお話をすると
要するにイケメン高年収とか人気のある男性が勝ち組になるわけでしょ!
と反論したくなりますが。
申受けを見ると一概にはそうともいえないことが分かります。
同じく最頻値で男性が女性からお見合いを申し込まれた回数は25歳~29歳は3回、30歳~34歳が1回、35歳~39歳が4回、40歳~44歳が2回と決して多くはありません。
申込と申受の最頻値をリンクさせると導き出されるのは、女性からの申込を貴重なものと捉えて、真っすぐ成婚に向かって突き進める男性像です。
あと男性は女性と比べると「勘違いしやすい」生き物ということがプラスに働きます。
申込してくれるということは、自分のことを気に入ってくれて嬉しい。
と最初から好印象を持ってもらえる可能性が女性と比べると圧倒的に高いです。
女性編でもお話をしますが、女性から男性へお見合いを申し込む大切さにも繋がっていきます。
私が常日頃から提唱している「婚活の基本は選ぶよりも選ばれる」というモットーにも合致しています。
余談ですが、女性からの申込みが沢山来る男性が成婚し易いかといえば、そうではありません。
選択肢が多ければ、「次がいる」「もっといい女性がいるのでは」と迷ってしまい、婚活が長期化してしまうケースも少なくないからです。
お見合い回数と交際数
次はお見合い数と交際数です。
これも基本的には活動期間に応じて伸びていきます。
ただしかし、お見合いの回数は自分の意志で増やすことができます。
そう、自分から申し込み回数を増やしていけばいいのです。
結婚相談所の婚活で最も大切なのは積極性です。
自分から行動し、ご縁を掴みにいく姿勢があるからこそ成功が掴めます。
前段では少ないお申し込みを大切にする人が早期で成婚していくという話をしましたが、もし女性からのお申し込みがなくても自分から動いていけば、良いだけのお話です。
UBJシステムでお見合いを申し込んで受けてもらえる確率は、大体7%ほどと言われているので、活動開始直後から積極的にお見合いを申し込んでいくことが大切です。
ターゲットの絞り込みさえできれば確率はもう少しあがるので、しっかりと申し込んでいけば、お見合い回数は確保できるはずです。
そして、お見合いの次は交際です。
お会いしなければお互いに分からないことだらけなので、お見合いで発展を深められそうな人には交際希望を出しましょう。
お見合いと交際は成婚への第一歩なので、アドバイザーとしっかり足並みを揃えながら積極的に動きましょう。
交際日数
以下は成婚まで何日交際したかを示しています。
交際日数は平均、中央、最頻が軒並み3カ月から5カ月以内です。
これはIBJの「3カ月ルール」を守った人が成婚をしているという証拠です。
3カ月ルールとは、交際期間3~6カ月で成婚するかどうかを決めるというルールです
そんなに短い期間で決められるものなんですか?
その問いに対する答えがまさにこの交際期間に現れているのです。
3カ月で成功する交際法は至ってシンプルです。
週一回以上のペースでデートを重ねていく。
これに尽きます。
これが出来るカップルは成婚できます。
裏を返せば、デートの間隔が毎回2週間以上空いてしまうカップルはほぼ脱落していきます。
これを意識して交際ができる相手であれば成婚が見えます。
できない相手であれば早い段階で見切りを付けましょう。
相手年齢と年齢差
次の項目は成婚した男性の結婚相手の年齢と、男性との年齢差を示しています。
この項目を見てわかることは、自分が成婚するために何歳の人にターゲットを定めるべきかということです。
婚活男性は自分が何歳になっても、できるだけ若い女性と結婚したいと思う傾向にあります。
だからIBJシステムを使い始めると10歳下の女性にお見合いを申し込む男性はザラにいます。
しかし、お見合いはまず決まりません。
女性は年上男性が好きなもんだから、申し込み続けたら大丈夫でしょ!
そんなことはありません。女性の本音は「出来るだけ年の近い男性と結婚したい」です。それがデータにも表れています。
30代前半までは同い年の男女の成婚が最も多いです。
年齢が上がるごとに年齢の若い女性と成婚するが増えますが40代前半で大体4歳差くらいまでです。
この範囲内の女性にお見合いを申し込むと成立し易く、成婚にも至れる可能性が高いということです。
これは年を取れば取るほど、若い女性と結婚し易くなることを示しているのではなく、多少年が離れていても我慢できる女性を男性が取り合っているという構図を示しています。
その証拠に年を取れば取るほど成婚率が下がっていきます。
男女ともに相手の若さに強くこだわる傾向があるため、二人とも若い30歳同士のカップルと比べると、相手の老いが受け入れられなくなる40歳同士のカップルが、〝同い年〟でも少なくなる現実を示しています。
男性はできるだけ若い女性と結婚したい、女性は出来るだけ年の近い男と結婚したい
この両者のニーズが年を重ねるごとに、一致しなくなっていくことが成婚率の低下の原因です。
男性の年齢が上がるほど、成婚しづらくなる理由はまさにここにあります。
しかし、これを逆手にとって女性側のニーズを満たせば、アラフォー以上の男性の お見合いが組みやすくなるということです。
つまり、自分とできるだけ年齢の近い女性にお見合いを申し込むことです。
そうするだけで自分の若さをアドバンテージとして使えます。
また、年齢が近いということは話題も合い易いので仲が深まり易いというメリットもあります。
実際に私がお手伝いしたアラフォー男性は長年婚活でご苦労されてきましたが、ご自分とほぼ同じ年齢にターゲットを絞ってご成婚されたというケースもあります。
データは成婚への近道
以上、IBJ成婚白書2021に掲載されている成婚者データからどのように婚活をしていけば良いのかをお伝えいたしました。
ここに記されているデータは、あなたが婚活をしていく上でのお手本になります。
もちろん、データが全てではないので、中には10歳以上の年の差婚なんてことも実際にあります。
データに惑わされず、これからも理想の年下女性と結婚できるように頑張ります!!
そう意気込むのはいいですが、成婚は現実の先にあります。データでしっかりと現実を知っておくことは大切です。
今回紹介したのは膨大な成婚者のデータの中のほんの一部です。
ご自分でも目を通されて、様々なことを分析していくともっとたくさんことが見えてくるはずです。
これから婚活を始める人、また婚活が上手く行っていない人はデータを味方につけて活動を有利に進めていきましょう。
次回は、女性編をやります。
最後までお読み頂きありがとうございます。