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お見合いの返事は「迷ったらお断り」が基本
こんにちは!
三重県鈴鹿市と津市に拠点を持つ結婚相談所のHAPPY CREATE mie-fuの麻生(あさお)です。
結婚相談所では年末の成婚シーズンに向けて、一生懸命頑張っている会員さんが多いです。
そして、結婚相談所の出会いの第一ステップはお見合いです。
今回は、そのお見合いでより良いご縁を掴む上で大事にしている「返事に迷ったらお断り!」という考え方について解説していきたいと思います。
目次
結婚相談所のお見合いのシステムを説明
私が所属するIBJでは会員専用サイトにアップされたプロフィールをアプリで閲覧し、検索画面で自分の求める条件を指定した上で、会いたいと思った人にお見合いを簡単に申し込むことができます。
そして、お見合いを申し込まれた側が承諾をすれば、お見合いが成立するという流れになります。
そこからは結婚相談所を通じて、お見合いの日程と場所が決定され、お見合い当日は二人で1時間ほど話をするというのが基本ルールです。
マッチングアプリは、めでたくマッチングしてもそこからのメッセージのやりとりが始まり、上手くいかないと会うまでいかないばかりか、約束にこぎつけても当日すっぽかされることも珍しくありません。
それと比べると、出会うまでの効率が良いのが特徴です。
お見合いが終わった後、交際希望を出すか、お断りするかの返事は、本人同士でするのではなく、翌日13時までに所属相談所まで伝えるというルールになっています。
ここでお見合いした男女会員の双方が交際希望になれば、晴れて仮交際が成立することなります。
さて…問題が発生するのは返事をするところです
返事に迷ってギリギリまで考えてしまうケース
お見合いの返事は、ほとんどの人がお見合い当時もしくは翌日の午前中までに所属相談所に伝えます。
しかし、12時を過ぎても返事がこないというケースがしばしば発生します。
そういう人たちの多くがギリギリまで返事に迷っています。
あわよくば、回答期限までに相手の答えが来たら、それに従えばいいかと考えます。
相手が交際希望なら自分も交際希望、相手がお断りならなら、それまで。
なぜこのような消極的な姿勢になるかというと十中八九、即答できるほど、楽しくなかったということに尽きます。
そうなってしまうのは
楽しくなかったけど誰とも仮交際してないから逃したら勿体ないかも…
話はかみ合わなかったけど条件が良い人なので…
というようなものが主となっています。
初対面で感じた違和感は徐々に膨らむ
即答できるほど楽しくなかった理由は相手と自分の感覚の違いなどで生じた違和感に他なりません。
この違和感は、結婚相手を選ぶ上でも最も重要な要素である相性によって生じたものなので、無理に我慢して交際を続けたろころで、抑え込めるどころか、どんどん膨らんで、やがて爆発してしまいます。
つまり、あえなく交際終了という結末を迎えるわけです。
これまで私はたくさんのカップルを成婚まで導いてきましたが、お見合いの返事をギリギリまで迷ったケースで成婚に到達したパターンを1件もありません。
大抵の成婚カップルは、初対面のお見合いで意気投合したり、手ごたえのようなものを感じます。
最低でも「可もなく不可もなくだから、もう一回お会いしてみよう」というレベルを下回ることはありません。
交際希望を出すかなんて結婚するかどうかを決めることとは、比較にすらならない簡単な判断です。
そこで迷うということは、その人と結婚するなんて到底無理ということです
「とりあえず、もう一回会ってみる」に潜むリスク
結婚相談所のアドバイザーの中には返事に迷っている会員さんに対して「お見合いだけじゃわからないし、もう一度会ってみれば?」とアドバイスする人も一定数います。
サポートには様々な形があるので、一概にそれを否定するわけではありませんが、私はオススメしません。
むしろ
返事に迷うくらいなら断って別の相手を探しましょう
と積極的に断ることを勧めます。
初対面で感じた違和感は、本能というセンサーが「相性が良くない」と感じ取った危険信号。
それを無視して前に進むと、鳴りやまない警報音に悩まされて心がすり減っていくだけだからです。
相性というものは言語化できない要素が多く
いい人なのに異性として好きになれない…
と感じてしまうことなどは代表例。
真面目な人であればあるほど、自分と相性の良くない人のことを好きになれないのは、自分がわがままなせいと自責の念に駆られてしまいがちです。
そうすると婚活疲れを起こしてしまい、挫折して婚活そのものから離脱してしまう確率が上がってしまいます。
そうなってしまっては目も当てられません…
婚活は相性の良い人と出会うための運ゲー
婚活は積極的な姿勢と努力が大事ですが、運に左右される部分も非常に大きいです。
お見合い一人目で相性が良い人と出会えて成婚へと向かっていける人もいれば、20人目で出会う人もいます。
こればっかりはやってみないとわかりません。
婚活を成功させる秘訣は、相性が悪い人との交際は出来るだけ避け、相性の良い人に時間を集中していくことです。
そのために、効率よく出会いを繰り返していく必要があります。
私は仮交際に進んでも、相性の悪さが露呈してきたにも関わらず無理しているなと感じた場合は、迷わず交際終了を提案することもあります。
もちろん、最終的に決めるのは会員さん次第ですが、無理に交際を続けたせいで、時間を浪費したり、精神的なダメージを負うのは勿体ないです。
逆に相性が良い相手と出会った場合は、その出会いの貴重さを伝え、全力でサポートをして成婚まで導くというわけです。
これは、農業で質の高い農作物をつくるために行う「間引き」という作業に似ています。
将来、大きく、美味しい果実を実らせる苗を見極めるお手伝いをするのが私たちアドバイザーの仕事というわけです。
本当に大切にすべきご縁を結ぶために、不要な縁を切り捨てることも必要なので、私は「お見合いの返事に迷ったらお断りが基本」というアドバイスをしているのです!
ただし、これはアドバイザーと普段からしっかり情報共有して、信頼関係を築けていることが大前提です。
自分一人で軽率な判断すると、本当に大切にすべきご縁を蔑ろにしてチャンスを逃すこともあります。
結婚相談所の強みはしっかりとしたサポートにあるので、アドバイザーと密なコミュニケーションを取ることを忘れないでくださいね!
以上、「お見合いの返事は迷ったらお断りが基本」というテーマでお話をしてきました。
最後までお読みいただきありがとうございます。