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「好きになる力」には個人差がある。
こんにちは!
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所 HAPPY CREATE mie-fuの麻生です。
結婚をはしたいと思うのですが、相手のことをなかなか好きになれなくて…
このお悩みは婚活のサポートをしていると頻繁に出くわします。
特に女性に多い問題で、人によっては、自分が変ではないのかと思い悩んでしまいます。
しかし、全く変なことではありません。
好きになる力には個人差があることを知るのが大切です。
目次
「個性」なので個人差があるのは当たり前
世の中には様々なタイプの人がいます。
身近な所には、計算が得意な人がいれば、文章を書くのが得意な人がいるはず。
それぞれが違った個性を持っていて、それが当たり前です。
人を好きになる力もそれと同じです。
では、私は好きになる力が弱い私は人より劣っているということですね…。
いいえ。人を好きなる力は必ずしも強い方が優れているわけではありません。 強い人なりの長所と短所があるし、弱い人にも長所と短所があります。
なかなか人を好きになれない自分を責めるのではなく、個性と認めていくことこそ大切です。
好きになる力が強い人の長所と短所
婚活を戦っていく上で、好きになる力が強い人は、燃え上がる感情を武器に突き進むことができます。
パートナー候補の相手を見つけるのも早く、交際も早いペースで進んでいきます。
確かに婚活という観点で見れば、有利に働く場面は多いです。
ただし、長所と短所は表裏一体。
恋は盲目という言葉があるように、自分と合うかどうかをしっかり考えずに判断してしまう危うさも秘めています。
また、好きという気持ちは結婚生活をスタートさせる原動力になりますが、それだけでは結婚生活を維持できません。
長い時間を共に過ごす上では、異性として好きという気持ちに加え、家族としての信愛や信頼感が重要になってきます。
むしろ、好きになる力だけに頼りすぎるのは危ういです。
好きになる力が弱い人の長所と短所
長所と短所が裏返しなのは好きになる力が弱い人も同じです。
このような人は、なかなか相手のことを好きになれないことを悩みがちですが、色々な異性と出会っても、燃えるような感情が湧いてこないのは慎重さという長所の表れでもあります。
つまり、相手と自分の関係を冷静に見られるということです。
それは進化の過程で、しっかり判断力を磨いてきた結果なので何も恥ずかしいことではありません。
なので、私は結婚するために、必ずしも好きという感情だけが判断基準になるとは思っていません。
好きという感情に頼らず、自分にとっての「幸せ」をよりリアルに思い描いてみましょう。
相手の容姿や経済力、自分との相性等々…好きという感情以外の判断基準を持てばいいだけです。
その最たるものは、家族としての信頼関係を築くために必要な人間として好きになれるかどうかです。
結婚生活が長くなれば、異性として好きという気持ちは徐々に落ち着くかわりに、家族としての信愛の気持ちが強くなってきます。
また、相手が自分を思ってくれる気持ちも立派な判断基準です。
親に孫の顔を見せてあげるために、出産適齢期を加味して結婚に踏み切るのも立派な判断基準です。
どれも正解で間違いなんてありません。
結婚してからも相手を好きになる時間はたくさんあります。家族としての時間を過ごしながら、じっくり気持ちを膨らませていくスタンスもまた正解の一つです。
相手を好きになれない自分を責めるのは厳禁
好きになる力が弱いたちの婚活が上手くいかなるケースは、いつも自分を責めることが原因です。
こんなに思ってくれているのに気持ちが追い付かないダメな自分が嫌い
悩んだ挙句にメンタルが弱ってしまい、婚活から脱落しています。
こういう人たちにまず求められるのは、相手のことを好きになれないことは自分の長所でもあることを認めることです。
その上で、好きという気持ち以外の自分の判断基準を明確にして、それに疑問を持たないようにしましょう。
無理矢理「相手のことを好きにならなきゃ」と思ってしまうから、結果として自分を傷つけてしまうのです。
恋愛結婚至上主義が一般的となる中で、「好き」という感情こそが最も大切だという常識を植え付けられていますが、必ずしもそうではありません。
本来、結婚というものはそれほど単純なものではないからです。
それに「好き」という基準は愛情のほんの一部分を示す言葉に過ぎません。
だから、好きという判断基準以外で結婚するのは何もおかしくはないということを認識してください。
むしろ、別の角度から判断できる自分を認めてあげてください。
そのためには、なぜ自分が結婚というゴールを目指しているかを明確にする必要があります。
あなたがつくりたい幸せな家庭像を築くために何が必要かをしっかり確かめていけば、自ずと求めるパートナー像が浮かびあがるはず。
自分にとって大切なものさえ見極められていたら、それに見合ったパートナー候補が現れた時、もし自分に好きという感情が伴っていなかったとしても、結婚に踏み切るという判断ができるはず。
ひと昔前に結婚は「好き」だけで判断していなかった
ひと昔前までは、ほとんどの成人男女が一度は結婚をしていました。
では、全員が全員相手のことを好きと思う気持ちを優先していたのかというとそんなことは絶対ありません。
むしろ、今婚活している人と同じ割合で相手のことを好きと思う力が弱い人が混じっていると考えるのが妥当でしょう。
それでも、結婚して幸せになったと答える人が沢山います。
それを可能にするのは、自分の中に明確な基準があったからです。
昔は結婚=幸せというイメージが浸透しており、それを疑うことなく信じていたので、結婚する時点で相手のことを好きになれなくても、今ほど悩む人は少なかったのだと思います。
今は価値観が多様化する中で結婚は幸せの形の一つにしかすぎなくなっています。
それ自体は大変すばらしいことですが、同時に恋愛結婚至上主義に支配されてしまっているので苦しんでしまう人が増えたのです。
だからこそ、自分がなぜ結婚したいのかをしっかりと確かめる必要があります。
それさえ出来れば、明確な基準が出来上がるので、好きになる力が弱い人も判断に悩む必要なんてないのです。
今でも既婚者が
正直、彼のことを好きと思っていませんでしたが、私のことを凄く好きって言ってくれたので、それで結婚しても良いと思いました。でも今はとても幸せです。
という風なことを言っていることを聞いたことあると思いますが、謙遜でもなく、紛れもない本音だと感じます。
なぜ幸せに思えるかというと、自分の中で「好き」以外の判断基準がしっかりと出来ていたからに他なりません。
ただし、勘違いしないで欲しいのは、私は好きでもない人と無理やり結婚しろというつもりは全くありません。
ただ、好きになる力に個人差があることや「好き」という気持ちだけが結婚するかを判断する絶対的な基準ではないことを知ってほしいだけです
これを意識できるようになるだけで婚活が上手くいくようになる人もたくさんいます。決して珍しいことではないので、自分が変だと責めるのは絶対やめましょう。
もし相手のことが好きになれないことで悩んでいる人は一度婚活アドバイザーに相談して、自分がなぜ結婚したいと思っているかというところから一緒に整理してみても良いかもしれません。
あなたの幸せ応援してます。