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同じ趣味の結婚相手にこだわらない方が良い理由
こんにちは。
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所 HAPPY CREATE mie-fuの麻生です。
婚活をする時、相手に求める条件として、同じ趣味を楽しめる人を挙げる人を見かけます。
一緒にスポーツ観戦を楽しみたいです!
一緒に釣りに行きたいです!
確かに同じ趣味を楽しめれば、共通の話題も出来て、二人の仲がぐっと深まり易くなります。
しかし、同じ趣味を持っているからこそ様々なマイナス面があることは余り意識されていません。
私は余りこだわりすぎない方が良いと思ってます。
その理由を解説していきます。
目次
趣味と向き合う熱量の差が危険
同じ趣味と言っても、趣味との向き合い方や趣味に欠ける時間やお金も千差万別。
だからこそ一つ目の弊害が生まれます。
スポーツ観戦を例にすると非常に分かりやすいです。
例えば、同じサッカーや野球が観るのが趣味でも推しチームの違いが存在します。
仮に推しチームが同じでであっても、同じだからこその問題が発生します。
あー点取られちゃったね。今日はダメかも。ところで明日さ…
ピンチなのになんでそんなに平気なの?ちゃんと応援してよね!!
「同族嫌悪」という言葉があるように、全く知らない人よりも、同じものが好きという共通点があるからこそ、相手への失望感やストレスが高まります。
自分と同じ趣味をぴったり同じスタンスで楽しめる人がどれだけいるか冷静に考えてみてください。
相手に知識があるからこその問題も
同じ趣味ということは相手にも、その趣味に対する知識があります。
知識があるからこそ、二人に摩擦が生まれる可能性があります。
あ!その釣り竿ってニューモデルの少し良いやつだよね。他にも買ってないかチェックさせて!
お小遣いをやりくりして買ったのに…窮屈だなぁ…
登山、ゴルフなど道具を使う趣味全般にいえます。
少し話を広げると、女性はファッションに長けた男性を求めがちですが
そのワンピースってジルの3万円くらいだっけ。ファンデと口紅も春の新色?
う、うん…。
余り目ざといのも、恐らく窮屈に感じてしまうことでしょう。
相手にも同じ趣味の知識があると幸せなことばかりではないってことが理解してもらえたはず。
趣味は日常の中の非日常
そもそも趣味は、日常の中の非日常を楽しむためのものです。
そして、結婚相手とつくりあげる家庭生活は日常です。
全く違う環境で生まれ育った男女が一つ屋根の下で暮らすことは、楽しいことばかりではありません。
どれだけ愛している相手でも、一緒に暮らしていれば多かれ少なかれストレスは溜まります。
時にお互いが自由な時間を取ってリフレッシュすることも必要となります。
そのために便利なツールが趣味なのです。
仮に夫婦が趣味が同じであれば、日常と非日常をずっと一緒に過ごし続けることになります。
これは婚活中の人たちが想像している以上にストレスになるはずです。
実際の所、かなり限られたカップルにしかできないと思います。
相手の趣味に非干渉はプラス
もちろん、趣味を同じスタンスで一緒に楽しめる異性と結婚出来れば幸せでしょう。
ただ、先ほど書いた弊害を含めると、同じ趣味が楽しめなくても理解があれば御の字。
何なら非干渉でもプラスです。
それにしても、お互いの趣味に非干渉って冷たくないですか?
果たしてそうでしょうか?例えば、お父さんの趣味が釣りで、お母さんの趣味が手芸で、それぞれの趣味に口を挟まない夫婦ってそんなに珍しくないはずです。
あっ…確かにそれうちの両親です。
この問いかけをするとはっと気づいてくれる人も多いです。
お互いの趣味を押し付け合わず、ある程度の自由を容認する。
そうです、ご自分の周囲に応えはあるのです。
私の両親や家族、友人知人を見渡しても夫婦が共通の趣味を楽しんでいるのは非常にレアです。
多分、婚活をしている人の周囲でも同じはず。
そう、自分の目の前に答えがあるのに、そこから目を逸らし、ただでさえ難しい婚活をより難しくしてしまっているのです。
趣味のウェイトを下げる
結婚相手を探す場合、趣味以外にも重視していることがたくさんあると思います。
具体的には、まず相手の容姿や性格、そしてお互いの相性。
そして、年齢、年収、居住地などの条件。
大体の人が、こういったものを重視すると思います。
これらに加えて、同じ趣味が楽しめる人とというとても難しい条件を提示すれば相手が、ほとんどいなくなります。
もちろん、 趣味が合うことを最優先にして他の項目は気にしないというのであれば、 話は別ですが、そんな割り切りが出来る人はまずいないはず。
趣味は相手の人間性の一部を形作る上で役に立っていると思いますが、所詮趣味は趣味に過ぎません。
同じ趣味を楽しめる人のことを無条件にパートナーとして愛せない一方、例えばアニメやゲームが好きなだけで蔑むような心の貧しい人とパートナーになれるわけがありません。
それよりも最も大切な相手の人間性を愛せる相性の良いパートナーを見つけましょう。
信頼関係の築ける間からであれば、お互いの趣味を認めあったり、あえて非干渉など、自分たちに合ったスタンスを見つけられるはずです。
これこそが、同じ趣味の相手にこだわらない方が良いと言った真の理由です。
先述の通り、自分と同じ趣味を楽しめる相手を見つけることは、とても難しいだけでなく、弊害もあります。
それに気づかず、そこに過度なこだわりを持っている人を沢山みかけます。
あなたの婚活にとって一番大切なものは何かを今一度考えてみましょう。