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「好きじゃなくても結婚していい？」（女性特有の悩み）
こんにちは！
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所 HAPPY CREATE mie-fuの麻生です。
結婚相談所に入って、交際が深まっていくにつれ、女性特有の悩みが発生しやすくなります。
彼とは一緒に居て、凄く落ち着くのですが「好き」という感情がわかなくて…
ときめきを感じない相手と結婚しても大丈夫ですか？
「結婚」というもののの本質に迫っているからこそ浮かんでくるとても良い疑問だと思います。
結論から申し上げると、私は自分のことを真剣に考えられる女性であれば、問題ないと思っています。
そのお話を掘り下げていきましょう
目次
恋愛と結婚は全く違う
混同されがちですが、恋愛と結婚は似ているようで全く違うものです。
もちろん、恋愛の延長線上で結婚というゴールにたどり着くカップルもいます。
しかし、実は、恋愛と結婚では求められるものが違うということを意識していない人も多いです。
恋愛で重視されるものといえば、性的な魅力やときめきです。
分かりやすい例を挙げると、好みのイケメンが毎回充実したデートプランで楽しませてくれるといった形が最たるものです。
言い換えれば、一緒にいて刺激のある非日常を楽しめる男性こそが最高の恋愛相手です。
一方、結婚はというと、毎日を「家族」として一緒に過ごすための安心感や、生活を支えるための経済的な考え方が合うかどうかなども重視されます。
こちらは、長い共同生活の中で起こり得る苦楽を全て分かち合える男性こそが最高の結婚相手です。
この違いを理解せずに、婚活をしてしまうとゴールにたどり着けなくなってしまいます。
もちろん、最高の恋愛相手であり、最高の結婚相手でもある男性がベストですが、ときめきばかりを重視して婚活をするのは、とても危険だと思います。
ときめきが生み出す非日常は、やがて日常になります。
美しい容姿もすぐに見慣れるだけでなく、年を重ねるごとに衰えていきます。
ときめきを失った時、その相手と一生を歩んでいけるかを考えることも大切です。
モテそうな雰囲気の既婚者が一見すると、華やかさにかける異性をパートナーに選んでいる場合などは、結婚相手としての能力を重視した決断であることがほとんどです。
「好きではない」＝冷静な判断ができる状態
では、本題の部分を深く突き進んでいきましょう。
好きという状態は、脳内から快楽物質がドバドバ出ている状態。
「あばたもえくぼ」という言葉の通り、対象となる異性を盲目的に受け入れてしまう危うい面もあります。
しかし、いずれその感情は薄れ、結局のところは、冷静に結婚相手にふさわしいかどうかを見極める必要が出てくるということです。
一方
彼とは一緒に居て、凄く落ち着くのですが「好き」という感情がわかなくて…
という例に挙げた女性はどうでしょう。
好きという感情がわかない（ときめきを感じない）男性ですが、一緒にいると凄く落ち着くということは、日常として過ごすパートナーとしては、相応しい相手かもしれないと感じているということです。
結婚するかどうかを考える際に、結局は同じ観点にたどり着くと言うことは、より冷静で現実的な判断ができている証拠でもあります。
だから、結婚を考える上では、必ずしも好き（ときめき）という感情だけを重視する必要はないといえるのです。
「惚れづらい」のは立派な長所
そもそも「好き」という感覚が良くわからなくて…。でも相手が自分を愛してくれることは嬉しいです。
特に女性から、このような本音を打ち明けて頂くことが少なからずありますが、全くおかしなことではありません。
「惚れづらい」というのは男女関係の本質を冷静に見極められる立派な長所なので悩む必要なんてありません！
「惚れやすい」というのは誘惑に弱く、パートナーとしての安定性にかけるという一面にも繋がるからです。
特に女性は、結婚するにあたり、妊娠出産で仕事を長期間休んだり、退職しなければならなかったりと、男性以上に生活が激変し易いため、より冷静で繊細な判断が問われます。
そういったことを踏まえると、「惚れづらい」ことは、一時の感情に流されず、結婚相手をしっかりと見極められる長所とはっきり言うことができます。
自分の判断に自信を持って！
もちろん、ときめきを一番に考えて婚活をしたい！という人も多く、結婚相手にときめきを感じたことをきっかけに結婚するカップルが多数を占めているのも事実です。
しかし、その裏では「好きではない相手と結婚していいのかな…」といった悩みを乗り越えて結婚していく女性たちも沢山います。
ひと昔前には、お見合い結婚で結ばれたカップルや、形式は恋愛結婚とはいえ「25歳、30歳までには絶対結婚しなければならない」という社会通念を優先して身近な相手と結婚したカップルは沢山いました。
正直、燃えるような感情はないですが、私のことを愛してくれるし、悪い人ではないので…
と結婚を決めた女性も沢山います。
きっと、現在の婚活世代の親御さんたちが、その世代に該当しますが、多くは幸せな家庭を築いているはずです。
それに結婚はゴールではなく、スタートなので、そこから愛は育まれていくもの。
両家の両親や家族に祝福され、子供にも恵まれたりと、どんどんとフェーズが変わっていきます。
相手に抱く感情も千差万別なので、スタート地点の考えが自分と他人とで違っていて当たり前です。
冷静に考えた結果、自分が結婚相手として相応しい相手と選んだ決断に自信を持ってください！
無理に好きじゃない人と結婚する必要なんてない
ただし、絶対に勘違いしないで欲しいのは「結婚したかったら、好きでもない相手とでも無理にすべき！」と言いたいわけではないということです。
そもそも結婚なんて無数にある幸せの形のほんの一つに過ぎず、絶対的な答えではありません。
まずは、なぜ自分が結婚という選択肢を選ぼうとしているかをしっかりと考えることが大切です。
出来れば子供も欲しいし、家族を大切にしてくれそうなパートナーと一緒に心安らぐ家庭を築きたい…。
心ときめく人と結婚がしたいです！
人によって、結婚に求めるものが全く違うため、「好き（ときめき）」が最優先項目ではないのであれば、それ以外の基準で結婚するかどうかを決めても良いというだけ。
どのような判断基準であろうと、自分自身でしっかりと考えて「この人と結婚する！」と決めたのであれば、必ず納得できると思います。
妥協では、絶対に結婚出来ません。
現実としっかりと向き合い、自分自身が求める答えに忠実な選択肢を選び、行動する必要があります。
私がサポートして成婚した女性たちは、それぞれ判断基準は全く違いますが、誰もが自分の決断に満足しています。だからこそ、必ずしも「好き」という感情だけを優先する必要は無いと考えるのです。
「相手のことを好きじゃなくても、結婚してもいいのかな…」とお悩みの女性は、何もおかしくないどころか、真剣に自分自身と向き合っていると断言できる根拠はここにあります。
ただし、葛藤も大きく、人生を左右する決断になるので、悲観的になっても楽観的になってもいけません。
一人では冷静な判断をするのは想像以上に難しいことです。
事実「結婚」を意識しすぎる余り自分の大切にしたいものを置いてけぼりにしたせいで、心が疲れてしまい、脱落していく女性も後を絶ちません。
だからこそ、私たちのような婚活アドバイザーという存在が必要なのです。
私どもでは、ご本人の決断を最優先したサポートを大切にしております。
目の前の現実をしっかりと見据え、自分自身が思い描く幸せを掴むためには、自分にとって何が大切なのかを一緒に考えて、答えを導き出していきます。
その際、客観的なアドバイスはしますが、こちらの意見は絶対に押し付けません。
あくまで、決断をするのは自分自身です。
このプロセスをしっかりと経れば、どんな決断をしても、「妥協で結婚した」なんて言葉は絶対に出てきません。
本気で結婚したいという女性は、お気軽にご相談くださいね！