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年を重ねると成婚しづらくなる本当の理由
こんにちは。
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所HAPPY CREATE mie-fu(みえふぅ)の麻生(あさお)です。
男女ともに、年を取れば取るほど結婚するのは難しくなります。
言い換えれば、若ければ若いほど、結婚しやすいということです。
そんなことは常識でしょと思っている人はいますが、なぜ成婚しづらいかを正確に理解できていない人が多いです。
以下は、当社も所属する日本結婚相談所連盟(IBJ)で成婚した人の様々なデータをまとめた「成婚白書2020」より抜粋したデータです。
100%が平均値で、それを超えると成婚し易い、切ると成婚しづらいというデータになっています。
簡単に言うなら、「若い人ほど結婚し易い」という世間のイメージそのままといったところでしょうか。
では、なぜ年齢を重ねると成婚するのが難しいのか。
年を重ねて肉体的に衰えることが原因のように考える人が多いともいますが、実は精神面も大きく影響しています。
具体的に理由を考えていきましょう。
目次
自分の加齢による変化を認識できていない
年を取れば、肉体的に衰えていくのは仕方がないことです。
どんなイケメンや美女でも加齢には勝てません。
そして、肉体的な変化だけではなく、アラサー、アラフォー、アラフィフと年を取れば取るほど、婚活で異性から期待されるものが変化していきます。
問題はそういった加齢による自分自身の変化と、相手のニーズを正確に認識できていないことで発生します。
年を取れば取るほど、自分のニーズと異性のニーズに大きなギャップが生じることが成婚率が低くなる原因です。
男女別で、その具体例を挙げていこうと思います。
「とにかく若い女性がいい」男性は結婚できない
アラフォーやアラフィフの婚活男性の中には、若くて可愛い20代から30代前半女性にばかりお見合いを申し込む人がいます。
しかし、そういった男性からお見合いを申し込まれた女性の正直な感想を聞くと
正直、気持ち悪いです…
というものがほとんどです。
いやいや、芸能人の年の差婚など、女性は年上の男性が好きなものでしょ!
と超ポジティブ思考の男性もいますが、「成婚白書2020」のデータを見てください。
東海地区の30代後半男性の成婚した女性は平均3.1歳下、40代前半男性は平均4歳下、40代後半男性は平均5.3歳下。
成婚者の大部分が「同年代」といえる範囲内の女性と結婚していることがわかります。結婚相談所で年の差婚は難しいのが現実です
40歳以上の男性の婚活は「子供ありき」だと苦しい
男性の婚活は基本的に「我が子が欲しい」という欲求に基づいていることが多いですが、それは結婚というゴールのはるか向こうのお話。
特に40歳以上で婚活をしている人は、結婚と子供のことは切り離して考えた方がいい問題です。
なぜなら、先ほども話をしましたが、同年代の女性と結婚することがほとんどだからです。
35歳を超えると高齢出産となるだけでなく、そもそも妊娠や着床が難しくなっていきます。
40歳を超えると、更に難しくなります。
もちろん、女性も我が子を望む人は多いですが
男性から強く子供を望まれると期待に応えられるか不安になります…。
というのが本音。
不妊治療も年々進歩しており、高齢出産も昔と比べるとし易くなりましたが、そう簡単なお話ではありません。
我が家でも不妊治療をしていますが、多大な費用が必要なことに加え、女性の精神と肉体への負担が大く、確実に成果が得られるものではありません。
忘れられがちですが、男性も加齢に伴い生殖能力は落ち、不妊の原因の実に4割は男性が原因という現実があります。
経済面でも。40歳以上で子供を望んだとしても、大学卒業まで育てようと思うと、定年退職の年齢を超える可能性があります。
子供が欲しいので若い女性以外に興味がありません。
女性のニーズと自分の現実に目を向けす、自分の意見を押し通そうとする40歳以上の男性は多いです。
しかし、子育てに必要な年数や男性が働ける年数を考慮すると、あえて年の離れた40歳以上の男性を選ぶメリットが若い女性側にはありません。
これが年齢を重ねた男性の成婚率を下げている大きな要因です。
「男性はいくつになっても若い女性と結婚できる」というのは幻想ですね。
はい。現実を無視した都合の良い思い込みも、40歳以上の男性の成婚率を下げている原因です。
40代前半男性が成婚しているのは平均4歳下の女性、40代後半男性が成婚しているのは平均5.3歳下の女性。
このデータをしっかりと頭に入れて活動をするだけで、大きく成婚率を伸ばすことができます。
女性は年を取るほど多くを求めがち
自分の子供を求める婚活男性が多いので、40歳以上の女性の成婚率が下がるとばかり思われがちですが、それだけではありません。
髪はフサフサで体型もスマート。高年収でコミュ力のある年の近い男性がベストです。
女性は年齢を重ねれば重ねるほど、男性に求める傾向にあります。
これこそが、女性が結婚しづらくなっている大きな原因です。条件の良い男性であればあるほど、出来るだけ年下の女性と結婚したがる傾向にあるので、ミスマッチが発生します。
現実的な問題を話すと、年を取れば取るほど、薄毛の男性が増えます。
数にするとおおよそ3分の1以上と言われています。
若い頃に結婚した女性の夫が薄毛になるなんて珍しい話ではありません。
体型は努力でコントロールできるとはいえ、若い頃より崩れ易くなるのは仕方ありません。
既婚者の女性たちが受け入れている現実から、逃れようとすれば婚活の難易度が上がるのは当然です。
年齢を重ねて婚活する場合は、ここはまず現実として受け入れるべきです。
当たり前ですが、女性も若い頃と比べたら、見た目は確実に衰えます。
自分に向けられている男性の目も厳しくなっていることを忘れないでください。
見た目については、「お互い様」とある程度、割り切れるかどうかが大切。
見た目に加えて、年収は500万円以上…コミュ力が高い人…出来るだけ年の近い人…なんてやっていたら相手なんて見つかるはずはありません
ここまで待ったのだから素敵な人と…無意味なプライドは自分を苦しめて、幸せから遠ざけるだけなので一刻も早く捨てましょう。
若い頃の恋愛経験が忘れられない
女性が無意味なプライドを持つ一番の原因は若い頃の甘い思い出(成功体験)にすがってしまうことです。
若い頃にお付き合いした男性は高スペックのひとばかりだったので…
少し厳しいお話をしますが、その男性たちとは結婚できず、今婚活をしているという現実を受け入れましょう。
過去に恋愛していた時と、女性も年齢を重ねて、状況が変化しています。
そして、過去の恋愛相手はすがりつく存在ではなく、結婚まで至らなかった男性のサンプル(失敗例)と捉えるべきです。
自分の需要は、別の層の男性にあると考えを改め、前向きな行動ができると道が拓けます。
年齢を重ねる=精神的な成長が重要
年を重ねるほど、結婚しづらくなる原因は、精神面の影響が大きいということは分かって頂けたと思います。
40歳以上の婚活で成婚するためには、年齢を重ねた分だけの精神的な成長が求められるということです。
これまでの話をまとめると、年を重ねているにも関わらず、若い頃と同じ感覚で婚活をしてしまうことが、成婚しづらくなっている原因であるとわかります。
特に40歳以上の婚活は、自分の年齢から導き出される現実を理解し、どのように婚活をしていけば良いかを冷静に考える必要があります。
「子供を持つことを前提に婚活をしない」「若い頃に付き合っていた人を基準にしない」など、一気には現実を受け入れがたいと思いますが、結婚するためには絶対に必要なプロセスです。
自分でその現実を目の当たりにしたとき、逃げ出してしまえば、しまえば一生幸せには手が届きません。
一人で現実を受け入れるのは大変ですが、結婚相談所にはアドバイザーがいます。
アドバイザーは現実を洗い出し、一つひとつ乗り越えていくべき課題を示していきます。
一人では耐えられないことも、一緒に背負って乗り越えていくので大丈夫です。
でも、アドバイザーは自分考えを押し付けるのではなく、あくま自分自身が選択をするお手伝いをするだけです。
現実から逃げていると、5年、10年なんてあっという間に過ぎてしまうので、ますます婚活が大変になります。
「今日が一番若い」ということをしっかりと認識し、一日一日を大切に過ごしてください。
あなたの婚活応援しています。