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「価値観のすり合わせ」という考え方は危険!
こんにちは。
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所 HAPPY CREATE mie-fu(みえふぅ)の麻生(あさお)です。
婚活をする男女の口から良く聞く言葉があります。
交際相手との「価値観のすり合わせ」は必要ですよね!
当たり前のように使われているこの考え方はご縁を壊しかねない危険な考え方なので要注意!
婚活の必須事項と考えていた人も多いので、驚いた人も多いのではないでしょうか。
では、なぜ「価値観のすり合わせ」が危険なのかを解説していこうと思います。
価値観のすり合わせのどこに問題があるの?
そもそも価値観のすり合わせとは、相手の価値観と自分の価値観を出来る限り近づけて、価値観の一本化をはかろうという行為です。
価値観というものは、生まれ育った家庭の事情や生活環境などに影響されながら、長い時間をかけて育まれたものです。
いわば、世界で一つだけのその人の人生の物差しです。
この物差しは、その人から見れば「正しいこと」で出来ています。
交際中には
それおかしいから、こっちが普通なので合わせて!
それってどうなの…!
すり合わせをしようとすると、このような衝突がしばしば起こるのは当たり前です。
人は自分が正しいと思っていることを否定されたときほど、傷つき受け入れがたいと感じることはありません。
国家間で、戦争になる原因も「正しいこと」と「正しいこと」のぶつかり合いです。
結婚の必須条件に「価値観のすり合わせ」を掲げることがいかに危険か分かって頂けたはず。
二本の物差しを認めよう
結婚を考える男女がやるべきことは、価値観のすり合わせではなく、二本の物差しの存在を認めていくことです。
それを可能にするのが愛情ですから!
自分とは違うもう一本の物差しがあると認めるからこそ、譲り合いや気遣いができることも増えるのです。
それに家庭の中に、二本の物差しがあることは強みでもあります。
ピンチの時、自分には思いつかなかったアイデアを相手が持っていることも。自分とは違う考え方が出来る人だからこそ、結婚する意味があるともいえます。
中には、かかあ天下と言われるような一方が主導権を握って家庭をリードしていく形もありますが、それはそれで円満の形です(笑)
少し話を広げると、結婚相手に求める条件に、「価値観が同じ人」「価値観が似ている人」を掲げている人も危険だと思います。
先述の通り、価値観は生まれ育った家庭環境などによって形成されるので同じ人や似ている人を探すのは、とても難しいからです。
お互いに許容できる範囲の価値観を持った人を求めるのが幸せへの近道です。
何気なく使っていた「価値観のすり合わせ」がとっても怖い考え方ってことが理解できました!
必要なのは、すり合わせではなく、多様な価値観を認め、受け入れ合うこと。それがわかれば幸せはもう目の前!
お互いの物差しを認めあえるパートナーを見つける。
心掛けを新たに婚活を頑張ってくださいね!