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持病のことは相手にいつ話すべき?
こんにちは。
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所 HAPPY CREATE mie-fuの麻生です。
結婚相談所での婚活を始める時に、持病をお持ちの方からの相談を受けることはよくあります。
持病のことは最初からプロフィールに記載すべきですか?
これは本人の考え、持病の内容、相談所の方針次第で考え方が大きく変わるところです。
大きく二つのスタイルにわかれます。
はっきりとプロフィールに記載し、それを踏まえた上でお見合い相手を探すスタイル。
あえてプロフィールには記載せず、ある程度仲良くなってから打ち明けるスタイル。
それぞれにメリットとデメリットが存在します。
実はアドバイザーの間でも、どちらにすべきか意見を二分しています。
結論を申し上げると私は、基本的に「プロフィールに記載しないスタイル」の方をお勧めしています。
それぞれのメリット、デメリットを解説していきます
目次
持病をプロフィールに記載するスタイル
このスタイルのメリットは、最初から持病というネガティブな情報をプロフィール上で、オープンにした上でお見合い相手を探すので、深いお付き合いがし易い相手が見つけられることです。
プロフィールに持病を表記してくれていると、隠し事はしない誠実な方と感じます。
マイナス面を初めから理解をした上でも会いたいと思ってくれる方とは、お互いに信頼感が生まれ、愛情が深まりやすく、ゴールインの可能性も高まります。
デメリットは、メリットの裏返しで、ネガティブな情報をオープンにしている分、お見合いが成立しづらくなります。
このデメリットで少し難しいところは、同じ病気でも人によって症状が大きく違うところです。
インターネットで病名を検索すると、どんどん悪い情報が出てくるので、想像が膨らんでしまうこともあるでしょう。
持病と付き合いながら、真剣に婚活をされている方を何人も知っていますが、生活や結婚生活には余り影響が無い病状の方も多く、皆さん前向きで素敵な方ばかりです。
そういった魅力は実際にお会いしないと伝わりづらいです。
持病をプロフィールに記載しないスタイル
持病をプロフィールに記載しないスタイルのメリットは、お見合いの申込などで。
仲が少し深まった段階で打ち明ければ
そんなこと全く気にしませんよ
人間性などの魅力を知った上で、持病についての情報を正しく伝えれば、受け止めてもらえる確率が上がることもあります。
当然、デメリットは、後で持病のことを知った相手は、
持病を持っている人と結婚はないですね
隠し事をするような人は信頼できません。
と、持病に対してネガティブな気持ちや不信感を抱くこともあることです。
両者を比較すると、「長所は短所の裏返し」という言葉がぴったりのように思います。
持病もあなたの大切な個性
では、なぜ私が基本的に、プロフィールを記載しない方を勧めるかを、ご説明したいと思います。
やはり、ある程度交際を深めてから、打ち明ける方が、相手も受け入れやすくなるからです。
もちろん、持病を打ち明けたことが原因で破局することもあると思いますが、その程度で終わる関係性であれば、人生を共にするパートナーではなかったというだけ。
当社で成婚した会員の中にも持病を持っている方もいましたが、打ち明けたところ、お相手はそれを理解してくれた上で受け入れてくれました。
パートナーとなってくれる相手であれば、都合が悪いから隠していたというより、不安で言い出しづらかったという心境を理解してくれます。
ただ持病もその人のパーソナリティを形成する一部です。
持病を抱えているからこそ、他者への思いやりや優しさが生まれることもあります。
持病と向き合っているからこそ、不快優しさや思慮深さは生まれるのは納得です。
持病抜きで、その人の人間性を語ることは絶対できないので、それを否定するのであれば、初めからご縁が無い相手だと割り切ればよいだけです。
持病は自分も無関係ではない問題
持病を持っている人との結婚なんてありえないという考え方を否定はしません。
ただ、持病の話は、今は健康な人にとっても決して決して無縁ではありません。
結婚後に病気を発症することだってあるし、交通事故で身体が不自由になるかもしれません。
それは自分自身に降りかかる可能性だって十分あります。
そんな時、相手を見捨てるような人をパートナーに選びたいでしょうか?
それに、持病を抱えながらも懸命に婚活をしている人たちは、定期的に通院をして、病状を正確に把握しながら、医師の下でコントロールできている人がほとんどです。
定期的に通院をしていないので持病に気づいていない人もいるので、リスクが可視化しているとポジティブに捉えることも可能です。
持病の問題に正解は無い
持病の程度や種類は千差万別であるように、プロフィールに記載する、しないに絶対的な正解はありません。
しない場合は、どのタイミングで打ち明けるかなど、病状や交際状況によって変化するので、繊細なかじ取りが必要です。
だから、結婚相談所で活動を始める場合は、出来るだけ細かく持病のことをアドバイザーと共有するようにしてください。
その上で、本人の考え方や持病の状態に合った方法を一緒に考えていきましょう。
傷つき病める時も愛を誓える相手であるかどうか、持病と向き合うことは、結婚の本質に近づく行為であるようにも思えます。
持病をお持ちの方でも、素敵なパートナーを見つけて、成婚されていく方ももちろんいます。
勇気を出してご相談ください。
それが幸せへの第一歩です。