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アンガールズ田中さんから学ぶ婚活術
こんにちは
三重県津市と鈴鹿市に拠点を持つ結婚相談所HAPPY CREATE mie-fu(みえふぅ)の麻生(あさお)です。
先日、テレビ朝日系列で放送されている人気番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にお笑い芸人のアンガールズの田中卓志さんが出演し、20年以上も彼女が出来ない非モテ人生を振り返りつつ、結婚までの道筋を振り返っていました。
これが婚活で苦しむ男性たちがどう婚活をクリアするかのヒントが詰まった内容だったため、シェアしたいと思います。
目次
婚活が上手くいかないと男性は女性への憎悪を募らせる
まず田中さんは自分の過去を「モテないのに異常にプライドが高い」「女性への憎悪の塊」と振り返ります。
母親や祖母以外の女性とはふれあったことが無かった田中さんは、「女性はピュアで優しい存在」だという幻想抱いていました。
しかし、中学校時代に田中さんが体育祭でケガをしたときに救護係の女子生徒二人が「あなたがやってよ」「いや!」と押し付け合う姿を見たことをきっかけに少しずつ女性への憎悪を募らせていきます。
更に高校時代には、好きだった女性が自分をいじめていたヤンキーと付き合ったり、一念発起して地元の名門国立大学の広島大学に入って定期的に男女で集まるサークルに入ったものの、気持ち悪がられたり、電車の中で女子高生の集団がじゃんけんにまけたら自分にタッチしてくるゲームを始めたり、女性へ憎悪は燃え上がるばかりです。
しかし、田中さんのことを気持ち悪がらないどころか、受け入れてくれる彼女が出来て穏やかな生活を送っていたのもつかの間、お笑い芸人をめざすべく、上京する際に別れてしまいます。
上京早々、お笑い芸人仲間と合コンをして新しい彼女が出来るものの、彼女が別の合コンに顔を出していることが発覚して、すぐに別れてしまいます。
ここからが田中さんの壮絶な非モテ人生の幕開けです。
一時、アンガールズはキモカワ(気持ち悪いと可愛いの紙一重)なキャラクターでブレイクし、女性たちからも支持を得ますが、ブームが去ると女性たちの目も冷たくなります。
そこで二人はカワを捨て、キモに振り切ることで再ブレイクを果たします。
その結果、売れっ子にはなったものの、田中さんは抱かれたくない男で首位を獲得するなど、名実ともに非モテの頂点に立つこととなります。
そうなると、ますます女性の田中さんへの風当たりも厳しくなっていきます。
その最たるものは、合コンに参加していた女性のリーダー格が皿に吐き出したガムを食べれば合コンに参加していいよと屈辱的な扱いです。
田中さんはその屈辱を受け容れますが、女性への憎悪がついに頂点に達してしまいます。
その頃には、田中さんも30代半ばに差し掛かった頃で、それなりに人気もあり、学歴も優秀ということからプライドを肥大化させていきます。
女性への憎しみとプライドの肥大化は婚活が上手くいかない男性にはつきものですね…
女性への憎悪とプライドがMAXの田中さんが掲げた条件とは
その頃、好きになった一回り位年下の女性に、品川庄司の庄司智春さんやオリエンタルラジオの藤森慎吾さんなど、モテる芸人仲間からアドバイスを受け、告白したけど、あえなく撃沈。
女性への憎悪とプライドがMAX状態になった田中さんは自分が彼女にする女性が満たしていなればならない条件を掲げ始めます。
それが以下です
・最初に挨拶がない女性はダメ
・すぐ怒る女性はダメ
・一度でも髪を染めた人はダメ
・六本木、西麻布で一回でも遊んだことある女性はダメ
・俺のことを一度でもキモいと思った女性はダメ
・サンタコスプレをする女性はダメ
うわあああ…という他かありません
40代半ばになってついに気付く田中さん
当然こんな条件を掲げていては、結婚どころか彼女すらできるわけがありません。
どんどん時間だけが過ぎてしまい、気づけば20年彼女が出来ないまま、40代半ばに差し掛かっていました。
ようやく田中さんは女性への憎悪と高すぎるプライドで自分が身動きが取れなくなっていることに気付きます。
田中さんが気付いたことは以下です
・付き合う女性への条件が多すぎる
・モテる人のアドバイスを聞きすぎる
・恋愛本を読んだりして情報を詰め込み過ぎている
・プライドが高すぎて妥協を絶対しない
これらは全て婚活が上手くいかない人であれば当てはまる可能性が高い落とし穴ばかりです
例えば、恋愛に困ると身の回りのモテる人のアドバイスを受けがちですが、容姿やコミュニケーション能力に恵まれ、子供のころからモテてきた人のアドバイスを受けても自分の良さを殺すだけになってしまいます。
また、恋愛本などで情報を集めすぎると、賢くなったつもりになってしまい、考えるだけで行動に移せなくなりがちです。
この二つだけでも厳しいのに、女性に沢山の条件を押し付け、妥協しないというのであれば、上手くいく理由が存在しません。
彼女への要求は一つだけ!最終的にはそれすらどうでもいい
そこで田中さんは、先ほど掲げた条件の中から、「すぐ怒る女性はダメ」という条件以外は撤回することにしました。
すると、10年前に合コンで出会っていた女性と偶然再会し、やがて付き合うようになりました。
実に20年ぶり以上の彼女だったそうです。
その後、プロポーズを経て今年結婚に至っています。
付き合う段階では「すぐに怒る女性はダメ」と感じていましたが、結婚して一緒に生活するようになってからは、よく怒られるそうです。
でも、今ではパートナーが怒る姿でさえ愛おしく思えると話していました。
一つ付けた条件すらも最後はどうでもよくなってしまったということです。
そんな田中さんが自信の非モテ経験から導き出した教訓
結婚できないのは相手に問題があるのではなく、自分に問題がある
相手への条件なんてなくていい。自分が受けれてもらえる人間になろう
を導き出すまでに至ります。
自分を変えれば、相手の自分に対する対応も変わるからですね
そして、しくじりの理由は
①モテない理由を環境や相手だと考えた
②自分を過大評価しすぎた
③女性に対して過剰な偏見を持った
の3つにまとめています。
田中さんの体験談は婚活をする人の多くにも生かすべき教訓が散りばめられています。
特にアラフォー以上の婚活者は自分のことは棚に上げて相手にばかり強く求める傾向が強くなるので、自分も当てはまっていないか冷静にチェックするきっかけとすべきです。
そもそも自分と相性の良い人としか結婚できないのに、相性を確かめる以前に沢山の条件を並べて出会いを絞ってしまうと、結婚どころか、交際にすら辿り着けるわけがありません。
まして、自分の少ない人生経験と曇り切った目から得る情報だけで、女性全体に強い偏見を抱いてしまっている人とあえて付き合いたい女性なんていません。
こんなに優しくて思いやりのある自分を受け容れない女がおかしい!
なんて愚痴っている人のもとに永遠に幸せが訪れないのは当然と言えるでしょう。
心の持ち方一つで人生は変わる
番組の最後を締めくくった田中さんの教訓には婚活の極意がつまっています。
上手くいかない時こそ、自分の中に潜む上手くいかない理由をチェックし、改善することが大切です!
婚活で上手くいかない人も田中さんの経験を自分に当てはめて、考えを改めてみることが大切かもしれませんね!
私自身も婚活中に非モテで苦しんだ一人なので、田中さんのお話には共感するところも多数あったのでシェアいたしました。
では、最後までお読みいただいてありがとうございます。